SHIFT80では、「SHIFT80」の名称のもと、特定非営利活動法人シフトエイティおよび現地パートナーNGOが支援活動を実施し、株式会社こたつがその財源を担うかたちで、持続可能な支援体制を構築しています。
本ページに掲載している生理用品の提供、月経教育、自助グループの運営は、株式会社こたつの事業収益をもとに、特定非営利活動法人シフトエイティおよび現地パートナーNGOであるTUNA SHIFTによって実施されています。本事業はNPO法人の寄付金を財源として実施されているものではありません。
思春期は、身体的・心理的な変化が重なる重要な時期です。月経に関する正しい知識や衛生環境の不足は、女子生徒が安心して学校生活を送るうえで大きな障壁となることがあります。
SHIFT80では、思春期の女の子の健康と尊厳を守るため、SRHR(Sexual and Reproductive Health and Rights)の観点に基づいた支援を実施しています。
生理用品の提供や月経に関する教育に加え、未成年の女性を対象とした自助グループの運営を通じて、女の子たちが悩みや経験を共有できる安全な場づくりに取り組んでいます。これらの支援は、生理期間中の欠席を防ぐだけでなく、女子生徒が継続して教育機会へアクセスできる環境を整えることを目的としています。
支援の背景

ケニアでは、生理用品への経済的アクセスの制約が、女子生徒の継続的な就学に影響を与える要因の一つとして指摘されています。全国規模の調査では、ケニアの女性の約40%が生理用品を購入できないと報告されており、月経に伴う経済的負担が依然として大きな課題となっています。
【出典:Nation Africa(2024)】
低所得世帯においては、生理用品を購入できないことにより、生理期間中に学校を欠席せざるを得ない状況が生じる場合があります。こうした欠席は、授業への参加機会の減少や学習の遅れにつながる可能性があります。
SHIFT80の支援開始前に、代表理事が共同CEOを務める株式会社こたつにおいて、提携校に在籍する女子生徒を対象に実施したアンケート調査では、生理期間中に学校を欠席した経験があると回答した生徒が90%にのぼり、継続的な学習機会の確保に影響を及ぼしている状況が確認されました。
【出典:株式会社こたつによる自社調査(2018年、N=100)】
なお、本調査は極度の貧困状況にある児童や孤児が多く在籍する学校を対象として実施されたものであり、地域全体の傾向を示すものではありません。
また、生理用ナプキン1パックはおよそ125KES(約150円)※2025年時点の市場価格で販売されており、家庭の経済状況によっては継続的な購入が困難となるケースも報告されています。
生理用品を入手できない場合、古新聞や布の端切れなどが代替手段として使用されることもあり、衛生面のリスクや心理的負担を伴う可能性があります。
【出典:キベラ地区フリパルス助産院 助産師フリーダ氏へのヒアリング(2018年、株式会社こたつ坂田実施)】
当事者の声
端切れを使って学校に行ったら、血があふれて制服や椅子を汚してしまいました。それをクラスメイトに笑われ、いじめを受けました。だから私は生理期間中には学校には行けません。
(15歳 女子生徒Eさん)
支援内容

SHIFT80では、女の子が安心して学校生活を送ることができる環境づくりを目的として、以下の支援を実施しています。
生理用品の支援
女子生徒が月経期間中も安心して通学できるよう、生理用品(ナプキン)の継続的な配布を行っています。
これまでに、提携校および地域の助産施設等と連携し、低所得地域に暮らす女の子たちを対象とした支援を実施してきました。現在は、提携校およびコミュニティセンターを拠点に支援を継続しています。
- 支援対象人数(累計):8,000名以上
- 配布枚数(累計):約1,310,000枚
【出典:特定非営利活動法人シフトエイティおよび株式会社こたつによる活動記録(2018年〜2025年)】
支援による変化
支援開始後の対象校において、提携校関係者(校長1名および女子教員3名)へのヒアリング調査を実施した結果、以下の変化が報告されています。
- 月経期間中の欠席日数の減少(年間平均36日程度の減少が報告)
- 学習への参加意欲の向上
- 女子生徒の成績の向上
- 自己肯定感の向上
- 授業や学校活動への積極的な参加の増加
【出典:株式会社こたつによる提携校関係者へのヒアリング(校長1名および女子教員3名、2022年)】
教育支援へのご協力をお願いします
継続支援「Hope Partner(ホープ・パートナー)」は、月500円からご参加いただけます。
「Hope Partner」は、子どもたちの教育機会の確保を目的とした支援プログラムです。いただいたご寄付は、給食支援や学費支援など、NPO法人SHIFT80が実施する教育支援事業に活用されます。
※Hope Partnerのご寄付は、本ページに掲載している生理用品の提供事業の財源として使用されるものではありません。
- 月500円:通学カバンや靴、制服をセットにして届けられます。
- 月2,000円:子ども1人が、1年間毎日あたたかい給食を食べられます。
- 月5,000円:中学生1人が、1年間毎日欠かさず学校に通いつづけられます。
- 月7,000円:生徒1人が、高校へ進学し、夢を追いかけることができます。
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子どもたちが「明日も学校へ行ける」安心を、あなたも一緒に作ってくれませんか?
誰かの未来を想うあなたの選択は、世界を少しずつ良い方向へシフトさせていく力になります。
みなさんも、この一歩から一緒に前へ。